モーションシミュレーターを組んでみました
お客様からSigma Integrale 製 DK6モーションシミュレーター試乗のお申し込みがあり、ショールームの6 Sigma Sim Racing 6S-80コックピットに組んでみました。
一人でできる? 何時間かかる? 必要なものは?
まずは荷姿。120cmサイズの段ボール2箱で、アメリカのメーカーから送られてきます。
部品はウレタンの緩衝材に綺麗に収納されており、振動対策は万全ですね。
コントロールボックス。
ブラケット、ケーブル類とボルトナット。さすが業務用にも使われるだけありとても丁寧な作りです。
そしてアクチュエータ本体。
全部品を並べてみました。
写真を撮り忘れたのですが、使用した工具はごく一般的な六角レンチセットとマキタインパクトドライバーです。
まずは、アクチュエータ本体にブラケットを取り付けます。
ブラケット穴にTナットとM8ボルトをあらかじめ取り付けます。
工具ではないのですが、アクチュエータを取り付ける際にアルミフレームを15cm程度持ち上げておくための何かが必要です。写真は段ボールですが、スチロールブロックがあると良いと思います。
もう一点、このアルミフレームを持ち上げる作業が一番力が必要な部分です。写真の6S-80+RSリクライニングシート+T-GT+T -LCMですと、一人で問題なく持ち上げることが出来ました。
Tナットをフレームのスロットに入れて行きます。
後ろのアクチュエータはフレームの最後端に設置します。
前のアクチュエータは、出来るだけドライバーに近い位置に設置します。
アクチュエータとコントロールボックスは1本あたり電源ケーブルと信号ケーブルの合計2本で繋ぎます。
コントロールボックスとPCはL ANケーブルで繋ぎます。付属のLanケーブルは90cmと短かったので、所有のケーブルを使いました。ただし、Sigma IntegraleにLANケーブルを長くするよう頼んだところ、180cmに延長するとのことです。
ショールームのPCにはLAN端子が一つしかなかったので、USB-有線LANアダプターを使いました。USB2.0 、100BASE-Tでも問題ありません。
最後に付属の電源ケーブルのコンセントがアース端子付きですので、接地形電源タップを使いました。
まとめ
一人でできる? → 問題なく一人でできます。 ただし、40×160のアルミフレームを利用した筐体やハイエンドハンコン・ペダルを設置している場合はフレームの引き上げの時だけ、二人作業にするのが良いと思います。
何時間かかる? → 2時間で完了しました。
必要なものは? → スチロールブロック、USB-有線LANアダプタ、接地形電源タップ
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