Sim Racing TERA

コンフェイトシムクラブメンバーのご自宅にDK2+を納入させて頂きました!

コンフェイトシムクラブとは?

コンフェイト=Confeito(ポルトガル語/意味:砂糖菓子/金平糖の語源)と言うかわいい名前が付いていますが、大阪を本拠地とする至って本格的なレーシングクラブ、それがコンフェイトシムクラブ(以下CSC)です。 CSC公式サイトはこちら

 

 

CSCではCSCオリジナルのレーシングシミュレーター(カレラカップから生まれた実車志向のシミュレーター)の販売並びに、主にポルシェカレラカップジャパンに参戦するジェントルマンドライバーの皆さんに対するシミュレーターを用いたトレーニング、そして実際のレースイベントでのサポートが提供されています。

 

カレラカップから生まれた実車志向のシミュレーター

CSCレーシングシミュレーターの紹介文です。

 

F1レーサー等、職業ドライバーが自室に設置して、トレーニングに活用している形式

特徴としては、通常のシミュレータショップに見られるモーション駆動が無く、
設置スペースが1.8m×1.8mと、コンパクトな設計になっていることに利点がある。

モーション駆動については、現状では発生する加速度が絶対的に不足しており、臨場感の演出というアトラクティブな要素が強く、職業ドライバーのトレーニングには不向きである。

その代わり、職業ドライバーは、ステアリングフィードバックやペダルの圧力感知
センサーの精度、画像周波数への要求度が高く、本シミュレータにおいても、映像と
操作フィーリング、操作精度に重点を置いている。

 

ドライバーが車両の情報を正確に受け取れるように厳選されたパーツで構築されていますが、モーションの機能はありませんでした。

 

CSCレーシングシミュレーターにモーションを追加する価値はあるか

CSC代表でありCSCレーシングシミュレータの開発者であるK様から、シムレーシングテラに最初のメールを頂いたのは3月初旬でした。

 

モーションSIMについては色々体験はしてみたのですが、どれも私の満足のいくレベルには到達しておらず、またPCCJドライバーも実際に既存のモーションシムをテストしておりますが、やはり感想は私と同じ状態でした。

ある時、海外のSIM動画を見ていて、このシグマインテグラルというモーションは加速度が非常に速く、私の求める性能が出ているように感じました。
しかし、海外からの輸入が必要なため、テストや導入に至っていない状態で今日に至りました。
今回、偶然にもシムレーシングテラ様が、日本国内での取り扱いを始めているということを知り、非常に大きな驚きと感動を覚えた次第です。是非とも、モーションシステムをテストしたいと考えております。本部までお伺いしてテストさせて頂きたいと考えております。
いかがでしょうか?
そして3月中旬、広島にて試乗して頂きました。K様ご自身が国際C級ライセンスをお持ちのレーサーなので、レースカーでサーキット走行されたご経験をもとにSigma Integrale DKモーションシミュレーターの感想を語って頂きました。
 

DKモーションシミュレーターの路面状態の表現力の高さやレスポンスの良さに加えて、コンパクトで置き場を選ばないこと、通常のアルミコックピットを容易にモーションシミュレーターにアップグレード可能であることを評価して頂きました。

 

5月27日初号機を納入設置。そしてお客様の感想は?

3月末に受注頂き、DK2+は5月の初めにカリフォルニアから日本に到着していたのですが、先週末漸くCSCクラブメンバーのご自宅にDK2+を設置して来ました。今回はCSCレーシングシミュレータに初めてDKを設置するので、テラノもお手伝いに伺いました。

 

コックピットはSimLab製ですが、通常の40×80アルミフレームで構成されていますので、簡単に後付けできます。

 

仮組みをして機能チェックをします。

 

ピッチ、ロール、ヒーブ、路面の凹凸、道路勾配、エンジン振動などドライバーがシミュレーターから受け取る情報が、実際のサーキットを実際のレースカー走った際のものと同じになるようにDKの制御パラメータを調整します。

CSC代表のK様(国際C級ライセンス所有)が運転して挙動の改善方向を決め、テラノがパラメータを調整する形でセッティングを行いました。

これをアセットコルサとiRacingで行いました。同じ車両、同じコースでセットしてもソフトウェアによってパラメータが若干違ったのは興味深かったです。ソフトウェアによって車両モデルや環境モデルが微妙に違っているようです。

 

 

そして、いよいよPCJドライバーであるBoo_Surf様に試乗して頂きました。

説明は要りませんね。レーサーの皆さんにとってモーションシステムから得られる情報量がトレーニングの質を大きく高めることがよくわかりました。

 

                                                      

これが今回乗って行ったシムレーシングテラの社用車です。往復500kmのツーリングも楽しかったので、大満足の一日でした。

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